空気清浄機には加湿機能ついている製品が多く出ています。
しかし、コストがかかったり、手入れが面倒とか、様々な問題が出てくることで「使わない方がいい?」
と考えてしまいますね。
今回は空気清浄機の加湿機能付きを「使わない方がいい」のはなぜなのかのデメリットとメリット、空気清浄機の加湿機能付きを使うのに向いている人と向いていない人について解説していきます。
空気清浄機の加湿機能は使わない方がいいのはなぜ?
空気清浄機の加湿機能は使わない方がいいと言われる理由は
- カビが発生する可能性が高い
- 加湿機能の手入れが面倒
- 本体が大きくて場所をとる
- 故障した時のリスクが大きい
- 転倒すると大変
- 多機能だと使いこなせない
①カビが発生する可能性が高い
空気清浄機に加湿機能がついている場合、加湿のための給水部分の手入れを念入りに行わないとカビ発生のリスクが高くなります。
放置してしまうと
空気清浄機の内部やフィルターにカビがついてしまう
カビがついた状態で放置していると健康にも影響が出てくることにもなりかねません。
②加湿機能の手入れが面倒
空気清浄機の加湿部分の手入れが面倒と感じる人が多いです。
加湿のためのタンクのお手入れ、フィルターやその周辺を定期的に掃除しないといけません。
タンクが重くて大変だニャン!
お手入れをさぼると
湿度調整機能が上手く動作しなくなる可能性も!
せっかく多機能の空気清浄機を買っても機能が低下してしまっては意味がなくなってしまいますね。
お手入れが面倒、と感じる人は空気清浄機能だけの商品が向いているのではないでしょうか。
結局、加湿機能は使わないで空気清浄機だけつかってるニャ!
せっかく一体型を買ったのに、もったいないですね。
③本体が大きくて場所をとる
空気清浄機の加湿機能がついている商品は、本体が大きいです。
2つの機能が一緒に付いてるからとは言え、置くスペースに困ってしまう事にもなりかねません。
さらに、オフシーズンに収納する際の収納スペースも困ります。
収納しないで一年中出してるニャ
インテリアにこだわりを持つ人は、置くスペースなどを決めてから購入するといいですね。
④故障した時のリスクが大きい
空気清浄機と加湿機能の一体型は、故障した時のリスクが高いと言えます。
中は複雑で、片方の機能に不具合が生じると残りの機能も正常に動かなくなるという心配も。
一体型の製品は、修理に出すとコストも高くついてしまう上に、修理中はどちかの機能も使えない事態に。
せっかく買ったのに、修理代も高くついてしまうこともあるのかニャ?
⑤転倒すると大変
空気清浄機と加湿機能の一体型が転倒すると大変です。
中のタンクから水が出てしまったり、とても重いので床に傷がついてしまう事も。
また、小さい子供が近くにいると怪我の原因にもなってしまう可能性も。
⑥多機能だと使いこなせない
空気清浄機の加湿機能がついている製品は、機能が多くついています。
空気清浄機の風量も、標準から花粉用、少な目、多め、など。
加湿機能も設定温度がついていてとても便利な機能が搭載されています。
買った当初はもの珍しさでいろいろ触ってみるけど、だんだんと細かい設定をしなくなってくるという経験はあるのではないでしょうか。
そのうち加湿もしなくなる、という状況になる可能性も考えられますね。
空気清浄機の加湿機能のカビのリスクをなくすには?
空気清浄機の加湿機能のカビのリスクをなくすためには、やはりこまめなお手入れが必要になります。
カビは人体にも影響を及ぼすと言われています。
- アレルギー性鼻炎
- 気管支喘息
- アトピー性皮膚炎
- 肺炎
考えるだけでも怖いですね!
加湿器のカビが原因で肺炎にかかったという話もあります。
特に加湿器は高温多湿になるので、カビが繁殖しやすい環境
加湿機能がなくてもフィルター掃除はしなければなりませんが、加湿機能があるとタンクも綺麗にしておかなければなりません。
給水する前には、少量の水をタンクに入れてふたを閉めたら振り洗いします。
それから給水しましょう。
汚れがひどい場合は、クエン酸や加湿用洗剤や中性洗剤などを使って綺麗に洗いましょう。
タンク、トレイ、気化フィルターは水垢やカビが付きやすいから念入りにするといいニャ
水垢はクエン酸、臭いは重曹がおすすめ
空気清浄機の加湿機能付きのメリットは?
- 乾燥対策ができる
- 花粉やハウスダストに有効
- 風やウィルス対策になる
- 静電気の発生を抑えることができる
乾燥対策ができる
空気清浄機の加湿機能付きは空気を綺麗にしながら乾燥対策ができるという点です。
冬場はエアコンを使って空気が乾燥しています。
乾燥すると
- のどのイガイガ
- 肌の乾燥
に悩む人も多いでしょう。
しかし、加湿機能を使ってしっかりと部屋を潤すことができるのです。
花粉やハウスダスト・ペットの毛に有効
空気清浄機の加湿機能付きでは花粉やハウスダスト対策に適していると言えます。
花粉に水分が付着すれば重くなって空中を舞うことができずに床に落ちるのです。
加湿機能を最大限に活かせば花粉やハウスダストを下に沈め、さらに空気清浄機で空気を綺麗にしてくれます。
花粉症で悩んでいる人には、向いているのではないでしょうか。
風邪やウイルス対策になる
風邪やウィルス対策になります。
冬に大流行するインフルエンザやその他のウィルスは乾燥が大好き!
空気が乾燥しているとそんなウィルスが空気中を浮遊しているのです。
しかし、湿度を40〜60%に保つことでウィルスの活動を抑えると言われています。
ウィルス対策に抜群だニャ
もちろん、100%防御できるわけではありませんが良い環境づくりができますね。
静電気の発生を抑えることができる
空気清浄機の加湿機能で静電気の発生を抑えることができるでしょう。
冬場の空気の乾燥で静電気がよく発生しますね。
ドアノブ触ったら「バチ!」って痛かったニャ!
加湿機能を使えば部屋中が潤ってくるので静電気も起こりにくくなりますね。
空気清浄機の加湿機能が向いている人と向いていない人
ここでは、空気清浄機の加湿機能が向いている人と向いていない人の特徴を解説していきます。
向いている人
空気清浄機の加湿機能が向いている人は
- 乾燥が気になる
- 花粉症やアレルギーを持っている
- 手入れも面倒くさがらずにできる
- 小さな子供やお年寄りがいる
- 設置スペースを確保できる
メリットを先述してきましたが、やはり一番は乾燥や花粉対策をしたい人に向いていると言えます。
また、ウィルス対策にもなるので風邪をひきやすい小さな子供やお年寄りがいる家庭では重宝するのではないでしょうか。
手入れもちゃんとできれば快適に使えるニャ
向いていない人
次に向いていない人です。
- 手入れが面倒と思う
- 機能がシンプルがいい
- 加湿器か空気清浄機を既に持っている
- 乾燥などさほど気にしない
手入れが面倒と思う人には向いていないと言えます。
また、面倒と思う人は機能も簡単でシンプルなものの方が良いのではないでしょうか。
「加湿器はもっているから空気清浄機だけ欲しい」「空気清浄機はあるから加湿器だけ欲しい」という人は、これには該当しませんね。
空気清浄機の加湿機能付きはコストがかかるからよく考えて購入するといいニャ
空気清浄機の加湿機能付きおすすめ
ダイキン・加湿ストリーマ空気清浄機 タワー型ハイグレードモデルACK70Z-T
加湿機能は700ml/時で水トレーに銀イオンを搭載することで交換不要になっています。
従来よりも有害ガスの分解スピードと脱臭機能が2倍にパワーアップ!
さらに粉塵フィルターも除菌するそうです。
・タンク容量:3.4L
・本体寸法:H760×W315×D315mm
・本体重量:12.5kg
高さがある分、スペースはあまりとらないスリムなタイプです!
ダイソン Pure Humidify 加湿空気清浄機
加湿機能は350ml/時
空気清浄・加湿・扇風機の三役を果たす優れもの。
夏は扇風機で涼み、冬は加湿・空気清浄で一年中使えます。
お手入れも簡単!
本体寸法:H923×W312×D312mm
本体重量:8.12Kg
お手入れが簡単な所がポイントですね!